仮面夫婦になった際の子供への影響は?避けられない負の連鎖!

パートナーの浮気や不倫でもう一方の人間が傷つき・・・

いつの間にか夫婦関係は仮面夫婦に・・・

子供のことを考えて離婚は踏みとどまったものの、夫婦間がギクシャクしている事で子供に与える影響とはどんなものがあるのか・・・

ご紹介していきます。

子供への影響・・・

将来的に家族を持つ自信がなくなる

子供は両親の背中を見て育ちます。

その両親がギクシャクしているのは、毎日顔を合わせる子供であれば、どうしてもわかってしまうものです・・・

両親の不仲しか見てこなかった子供は、家族とは窮屈で居心地の悪いものだと認識して育ってしまうため、将来的に結婚して家庭を持とうという意欲がわかなくなります。

家族に対していい思い入れが全くないものを築こうと考える人間はいません。

どうしても結婚というものを悪く考えがちになってしまいます。

家族の中では秘密が多く、家族間も疑心暗鬼・・・

結局家を出てから実家に帰る機会も少なくなり、両親と疎遠になってしまうことが多いです。

 

両親が仮面夫婦であるがゆえに子供が感じること

では、そういった家族に対する感情を形成するうえで、子供は仮面夫婦の両親から何を感じ取っているのでしょうか・・・

精神的な不安

どんなに両親が不仲を隠して、表面上仲良くしていても、一緒に居る子供にはその仲の良い夫婦が虚像だということがすぐにわかってしまいます。

必死に両親の仲を取り持というと両親をひっつけたり、話しかけたりする子供・・・

しかし、それが無駄だとわかると次第に精神的に追い詰められていきます。

本来唯一リラックスできる場所であるはずだった家庭も・・・

子供にとっては針の筵・・・

落ちこんでしまい鬱状態に陥ったり、反抗し、反社会的な行動をとるようになったり、駆けこんだものが家庭と別の場所で爆発するなど精神的に子供を追い込んでしまうケースが多くあります。

将来の不安

両親の喧嘩やパートナーの浮気などで、親がいつも自分の境遇を子供の前で嘆いていると、その嘆きを聞き続けた子供はパートナーを持つことに「怖さ」「絶望」「諦め」といった感情を強く持つようになります。

さらに両親が不仲という環境下で育つと、自分が結婚した時に、パートナーにどのようにふるまっていいか分からず、結局自分自身も仮面夫婦に陥ってしまうという負の連鎖を起こしてしまうことがままあります。

パートナーを好意的に見ていなかった両親を見ていた子供は将来的に自分も異性に好意的に接することができないという連鎖にもなってしまい・・・

結局うまく家族を作ることができない子供になってしまいます。

そしてそんな人から生まれてきた子供も・・・

結局は・・・

 

離婚することで子供への影響は・・・?

では、仮面夫婦がだめならば、離婚に踏み切った場合、子供への影響はどうなるのでしょうか・・・?

子供は常に親の夫婦のあり方から色々学んでいます。

もし両親がお互いに罵り合い、喧嘩し、攻撃的な関係に終始していたら子供はどう思うのでしょうか?

来る日も来る日も喧嘩が絶えない両親・・・

こんな状況がいつまでも続くなら、子供のために離婚したほうがいいんではないか・・

と考えても仕方がないことなのかもしれません。

しかし・・・

両親の離婚が子供にもたらすトラウマ・・・

子供にとって一番の安らぎの場である家庭・・・

これが崩れると子供はどうなってしまうのでしょうか・・・

子供は両親を繋ぎとめようと必死に仲を取り持つような行動をとるようになります。人の顔色をうかがい、気を遣いすぎるくらいに使う子供になっていきます。

しかし、それでも両親が離婚してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか・・・

両親が仲好くなってもらいたいという行動の結果、結局両親が離婚・・・

この結果から受ける子供のストレスはハンパなものではありません。

このストレスはトラウマとして子供の心に残り続け、

登校拒否、ひきこもり、非行、自傷行為、摂食障害などの行動に表れる子供になってしまいます。

逆にこう言った行動をすることなく、最後まで良い子を演じ続けた子供は大人になってからPTSDになってしまうこともあります。

両親の離婚はそれだけ子供に多大な影響を与えているということを忘れてはいけません。

離婚を選択してしまうのは親としては簡単です。

ですが、子供の事を考えると離婚してしまうことはあまりいい選択とは言えないでしょう!

 


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