美人局(つつもたせ)の意味をわかりやすく!長井秀和が被害ってマジ?

 

美人局ってお存知ですか?

<つつもたせ>と読むんですが、聞いたことくらいはあるかもしれませんが、実は意味をよく知らないという人が多いんですよね・・・

これが悪いことだという認識はある人が多いみたいですけど・・・

実は芸人の長井秀和さんが、この美人局の被害にあったということで有名らしいです。

美人局の意味とは・・そして、芸人長井秀和さんが遭遇してしまった美人局事件とは・・・ご紹介していきますね!

 

美人局(つつもたせ)の意味とは?

美人局とは、夫婦や男女が手を組んで行う詐欺行為のことを指します。

女性の方が、カモとなる男性をターゲットに選び、誘惑します。

カモの男性が、誘いに乗り性的関係を結んだり、または性的関係を結ばなくとも誘いに乗ってしまい楽しい時間を満喫したかと思いきや・・・

突然手を組んでいた、男性の方がその場に現れ、カモとなった男性に自分の妻や彼女を襲ったと言いがかりにして金銭をゆすってきます。

例えばこんな感じです。

➡男性が街を歩いていたら、可愛い女性が道を聞いてきました。

道を教えてあげると、一人で行けるか不安なので一緒について来て欲しいと頼まれ、目的地まで送ってあげました。

女性は凄くフレンドリーで話しやすく、道案内する道中も大して苦にならずに楽しかった男性・・・

道案内を終えると、

「今度改めてお礼をさせてもらいたいので、連絡先を教えてもらえませんか?」

と女性に言われ、男性は悪い気はしなかったので連絡先を教えました。

その後、何気なく連絡を入れてみると女性はすぐに返事を返してきます・・・

男性はこれは自分に脈ありだなと思い込み、なんどもメールなどをするようになり・・・

そして何度目かメールをかわした後、二人で会う約束と取り付けました。

道案内ではなく今度はデートへ・・・

会話も弾んで盛り上がり、相性バッチリだと意気投合した二人は勢いでホテルに行くことになりました。

そのホテルで熱い夜を交わす二人・・・

その日は最高のデートを満喫した男性ですが・・・

後日、女性から電話がきたのででてみると、女性ではなくいきなり男性の声で「俺の女(嫁)に手を出したな!!」と罵声が…

「そんなつもりはなかった」「結婚しているとは知らなかった」と説明しても、取り合ってもらえず、わめき散らす男性は

金を払えば、今回のことは見逃してやる」と要求を突き付けてきます・・・

知らず知らずに不貞行為をしてしまった事に気が付いた男・・・しかもこの女性の亭主はどう考えても堅気の人間には思えない・・・抵抗して事件に巻き込まれたらどうしよう・・・

男性は恐怖と女性と関係をもってしまった罪悪感から、恐喝男にお金を渡してしまいました。

こういった一連の流れの詐欺のことを世間一般では美人局(つつもたせ)といいます。

 

では、長井秀和さんの場合は、どのような事件だったのでしょうか?

事件はフィリピンで…

お笑い芸人の長井秀和さんが美人局事件にあったのは、2007年の5月・妻子を日本に残して行ったフィリピン旅行でした。

コーディネーターも要請せず単独のフィリピン旅行・・・気が緩んでいたというのは後の弁

長井さんは旅行先のフィリピンで一人の男性と知り合います。その旅行先で出会った日本人男性と行動を共にすることにした長井さんはある日、

その男性がフィリピン女性二人に声をかけて、合コンみたいな形で一緒にご飯を食べに行くことになりました。

4人で盛り上がり旅先の勢いもあり、一緒にいた男性の誘いでホテルに行くことになった長井秀和さん。

部屋は、男女一ペアずつで二組に分かれて入りました。

ですが、長井さんは、「やはりこんなのはよくない」不倫になってしまうと思いなおし、10分くらいで女性を残し部屋を出たそうです。

この時点では何もなかったのですが・・・

なんとその後、一緒にホテルに行った女性が未成年だったことが発覚!長井さんは告発されてしまい、警察と思われるところに連行されてしまいます。

そこで長井秀和さんは日本人の通訳の人から、釈放金を支払うことで示談が成立するという話をされます。

保釈金で示談?意味がわからない・・・

でも混乱している長井さんは、要求された1100万円もの大金を日本にいる妻に連絡し、言われた振込先へ振り込みしてしまいました。

しかし、振り込みをした後に、振込先が日本の信用金庫だったことを不審に思った長井さん・・・すぐに動いて口座を凍結を要請!

振り込んだ金はすぐに別の金融機関に送金されてしまい、そこも凍結を要請し騒ぎが大きくなってしまいました・・・

ですが、運よく口座は凍結されているためそのままの金額が残っており、長井さんは静岡県の掛川信用金庫と島田信用金庫に裁判で返却を要求しているそうです。

信用金庫側からすれば、訴える相手が違う(フィリピンで詐欺を働いた相手に請求してほしい)と主張しているようですが・・・

ちなみに、長井さんとホテルに入ったとされる17歳の少女は実は24歳の成人女性というオチまでついて本格的に詐欺の様相が強くなっていて、無事に長井さんに1100万が返還されるか・・・注目されていますが信金を巻き込んだ裁判になっているのでかなりもめている模様です。

フィリピンでは、こういった少女や通訳、警察までもがグルになってお金をだまし取る美人局の詐欺事件も数多くあるそうです。

特に日本人は未だに先進国からは裕福だと思われている節が強く、カモにされやすい状況となっています。メンタルも追い込まれると弱いですし・・・

慣れない土地で慣れない言葉で責め立てられたら、恐怖で思わず支払ってしまいそうですね。

このような美人局事件に巻き込まれないように、旅先ではもちろん日常生活でも気を付けたいですね。

 


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