パートナーの浮気を知った時、日記をつけておくと証拠になるという事をご存知でしょうか?
日記だけで十分な浮気の証拠になる訳ではありませんが、浮気の証拠を補綴<ほてい>していく物となります。
日記をつけることは、お金もかかりませんし、すぐに始めることが出来ますからつけておくに越したことはないですね!
あまりマメなタイプではないから、毎日を日記をつけるのはちょっと…
という方!日記とつける注意点を守っていれば、毎日つける必要はありませんし、途中でやめてしまっても構いません。
もちろん毎日つけていた方がパートナーの行動をより詳しく知ることが出来ますし、
日常生活でどのような変化ががあったのかなどを分析するのには、より効果的でしょう。
ですが、毎日日記をつける事よりも、日記をつける時の注意点を守る事の方が重要になります。
そこで、注意点から浮気の証拠になっていく”日記”についてお話していきます!
日記をつける時の注意点

日記をつける時の最大の注意点は、その日記が”信頼度がある物にする”ということです。
信頼度が高い物だからこそ、証拠として認められるようになるからです。
<ノートを準備する>
まず、日記をつけるノートを用意しましょう。
この時の注意点は、一冊のノートタイプにすることです。
一枚一枚の紙に分かれているルーズリーフタイプの物に書いてしまうと、
例え日付を書いていたとしても、後から付け足したり、引き抜いたり出来るので、証拠としての信用度が落ちてしまいます。
日記をつける時には、ノートや手帳、日記用として作られたノートを使用するようにしましょう。
<日記を書く物を準備する>
次に、日記を書く物ですが、これも後から消して書き足したり出来る物ですと、日記の信頼度が落ちてしまいますので、
ボールペンや油性のサインペンなどを使用するようにしましょう。
鉛筆やシャープペンシル、最近出回っている消せるサインペンなどは使用するのは控えましょう。
<ブログなどでの日記は控える>
ブログやインスタを使って、日常生活のことを日記代わりに書いている方もいらっしゃいます。
ですが、誰が見ているか分からないインターネット上に、パートナーの浮気問題という内容を載せてしまいますと、
パートナーのプライバシー侵害という問題が浮上してきます。
パートナーにブログの事が知られてしまった場合、その内容が真実だったとしても、パートナーから「名誉棄損」として訴えられしまう事も考えられます。
ですから浮気について書く場合には、必ず紙に書くようにしましょう。
日記の書き方(つけ方)について

注意点を確認したら、早速日記を書いていきましょう。
<日記の内容>
日記を書きだした目的が、浮気の証拠とする為だとしても、
パートナーの怪しい行動や、そのことについての自分の感情ばかりを書いていると、勝手に「浮気をしている」ことを作り上げてると疑われる要素になりかねません。
自分の感情は押さえて、噓偽りのない事実を淡々と記していくことをおススメします。
パートナーについて
「夫から、急に”今日は帰りが遅くなる”と連絡がきた。最近、頻繁に残業するようになった」
「出張が入って、今度の週末は帰れないと言っていた。」
「夫婦生活に誘ってみたけれど、”疲れているから”といって断られた。もう数ヶ月この状況が続いている」
というように、「だから浮気しているんだ」とか「絶対に怪しい」などという感情は書かずに、実際にあった事実だけを書くようにしましょう。
パートナーが、「急に釣りが趣味になった」とか「身なりを気にしだした」「香水をつけだした」など
今までと違った行動をしたりしていたら、それらも書くようにしておきましょう。
パートナーの態度や口調、話の内容なども詳しく書いておくと良いでしょう。
「普段使わない口調を使う」
「スマホに良く着信がある」
「会社の後輩の話を最近しなくなった」
等も書いておくと有効です。
二人での会話の内容も、書いておくと後から見直して、「言っている事と違う…」という事実確認もしやすくなりますね。
日常生活について
普通の日記は、パートナーの事ばかりを書いているわけではありませんよね。
ですから、ご自身の事や他の家族の出来事も書くようにしましょう。
子供とこんなことをしたとか、友達とこんな話をしたとか…通常の日記であれば書いてあるような事も記していきましょう。
後から付け足したと不審に思われないようにする為にも、その日の天気や、世間のニュースなどについても書いてあると、さらに良いですね。
<日記を書いたら>
日記を書きだしたら、その日記を保管する場所を決めましょう。
パートナーに見つからないところにするのはもちろんのことですが、それでも同じ家に住んでいる以上は、もしかしたら何かの拍子で見つかってしまうかもしれません。
ですから、念のためにスマートフォンのカメラ機能を使ったりして、日記を写真に撮りそのデータを保存しておくとより確実になります。
日記をつけるメリット

何日か日記をつけていくことで、パートナーの行動について整理して見ていくことが出来るようになります。
例えば、「2週間に1回の間隔で急に帰りが遅くなる日がある」とか「休日に”釣りに行く”と言って一日中出かける回数が増えた」など、
いつ頃浮気相手と会っているのか、また次は大体いつ頃会うのか…という事が推測しやすくなります。
また、パートナーとの会話の内容も、楽しい会話から、いつも言い合いをするようになり、夫婦の会話もほとんどなくなった…というように段々と変わってきた事や、
パートナーが理由もなく夫婦生活を拒んだり、家事や育児を全く協力くれないなど、夫としての役割を果たしてくれないことについてなどが詳しく書いてあると、
夫婦関係がどのような状態にあるのか…ということが詳しく分かるようになります。
現在、”夫婦関係が破綻しかかっている”状態にあったとすると、
それは、パートナーの不審な行動が原因にあったという事が一目瞭然で分かるようになります。
これは、もしも離婚を考えた場合に、夫婦関係が破綻する原因を作ったのがパートナーであったという証明にすることが出来るのです。
証明になる事が書かれた日記を持っていれば「離婚する」ということについて、有利に進めることが出来るでしょう。
ですが、冒頭にも書きましたが、残念ながら日記だけでは”浮気したこと”の証明にすることは難しいのが事実です。
日記でできるのは夫婦関係の破綻を証明することで、パートナーの不貞行為については証明できないのです。
つまり、離婚したいと夫婦でもめて調停になった時、日記では「夫婦関係はもうすでに破綻して離婚しても仕方ない」と調停員を納得させることが出来ても、
「浮気しているから慰謝料を請求する!」
という慰謝料の請求できる証拠まではいかないということなんです。
離婚を考えていなくて、浮気についての証拠が欲しい場合や、浮気での慰謝料の請求などを考えている場合には、日記に加えて、他の証拠も手にする必要があります。
浮気の証拠を手に入れるには
裁判で浮気の証拠となるのは、パートナーと浮気相手との間に「肉体関係=不貞行為」があったという事がわかるものになります。
不貞行為の証拠というのは、例えば”パートナーと浮気相手が一緒にホテルに入っていく写真”というようなものになります。
日記の内容から、どんなにパートナーの行動が怪しくても、実際に不貞行為をしているかはわかりません。
また、パートナーの怪しい行動だけで浮気相手を”この人だ”と特定するのは難しいでしょう。
ですが、確実な証拠がなければ浮気相手に慰謝料を請求することも、裁判でパートナーに浮気を認めさせることもできません。
確実な証拠を入手する為に、ここでは探偵に調査依頼をすることをおススメします。
自分で確実な証拠を入手するには、大切な時間や労力を想像以上に使ってしまうからです。
その”探偵に調査依頼する時”に役立つのが、ご自身でつけてきた”日記”となるのです。
探偵に浮気調査を依頼するときに役立つ日記!
探偵に浮気調査を依頼するとき、気になってしまうのが調査費用ですよね
でも日記をつけることによって
探偵に依頼して、浮気調査をする時には、その人の行動などを調べて調査してから開始することになります。
ですが、パートナーの行動が分かる”日記”があれば、最初から、あらかじめおおよその見当をつけて調査をする事が出来ます。
なぜなら、日記をつけることによって、調査対象者の行動の指針が分かるからです。
浮気をしていると大体行動パターンが決まってきます。
浮気をするには相手もいるわけですから、相手にも休みの日があって、行動の範囲や仕事の都合やさらに職場の関係によってデートのパターンが決まってくるわけです。
毎週、毎月何日、何曜日に浮気しているというのが長年つけた日記によって大体割り出されてくると、探偵に頼む日にちも少なくて済みます。
場合によってはピンポイントで調査をお願いしてその日のウチに証拠をゲットできたなんてことすらあるんですよ
優秀な探偵であれば、日記の内容だけで浮気相手の職業や年収なんかも割り出せる方もいるくらいで、日記をきちんとつけていてそれを探偵に見せるだけで大幅な費用削減になります。
もし、パートナーに怪しい兆候があるのであれば、ぜひまずは日記をつけてみてほしいと思います!
いかがでしょうか。
日記は、それだけですと浮気の証拠としては弱いですが、離婚する時には十分な現状証拠になり得ますし、
調査依頼する時や、相手の行動を確認する時にもとても役立つ物となるでしょう。
また、証拠を裏付ける物としても、とても役に立ちます。
日記を書くことはすぐに始められますし、書き方を間違えなければ損になる事はないですから
パートナーの浮気を疑ったら書いてみるのも良いでしょう。
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