DNA鑑定で夫99%妻0%!DNAキメラの原因は?

妻が男と会っている・・・浮気しているかもしれない・・・子供が生まれたばかりなのに・・・

その事情から生まれたばかりの子供が誰の子供かと気になってDNA鑑定をしてみたら・・・

 

自分とは99%親子関係が立証されたのに、なんと妻との親子関係率が0%!!
そんな事はあり得ない!と思いますよね・・・

パニックになるのも無理はありません。

ですが、稀にこういうこともあるそうです。

「DNAキメラ」という可能性・・・
詳しくご紹介していきます!

DNA鑑定のやり方は正確にできていたか!

まず最初に、キチンとした方法でDNA鑑定したのかどうか、もう一度確認してみましょう!

 

そもそもDNA鑑定とは、DNA多型の存在する部位を検査し、それが誰のDNAの物であるのかを特定し、個人識別をすることをいいます。
親子鑑定をする場合は、父親と母親から1対ずつ受け継がれるDNAを利用し、親子関係であるかどうかを鑑定します

DNA鑑定と聞くと大掛かりなことのように聞こえますが、最近ではインターネットで注文出来るキットがあり、これを使うと、どこかに行って検査したりせず、誰とも顔を合わせることなく簡単に調べることが出来ます。

その手軽さから申し込む人が多いのですが、誰にも相談せずにやってしまうためにミスも多いそうです。

鑑定方法が簡単で、鑑定する人の口腔粘膜細胞を摂取し郵送すれば、1週間位で結果がわかります・・・

でも、粘膜を取ったつもりで別のものを送ってしまったりなどあるそうですよ。

値段も2~3万程度とそこまで高くはありません。

 

もし心配ならもう一度検査をしたほうがいいかもしれません。

もちろん調べる機関や内容によって、値段は変わってきますが、
裁判用などで公的機関への提出書類などを作成する必要がある時には、どこで検査するか弁護士や裁判所に相談しましょう・・・非常に重要な証拠として機能するものになります。

さらにDNAの親子鑑定は夫婦の承諾は必要なく、口腔粘膜だけあれば、どちらか片親とだけでも鑑定が出来ます!
お腹にいる赤ちゃんの父親を調べるための鑑定もできるそうです。
費用は15~18万位と高くはなりますが、
ケースは変わってきますが、例えば離婚した後すぐに結婚した女性が妊娠して、
現在の夫の赤ちゃんかどうかを確認するために利用することが出来そうですね

 

妻が生んだ子供なのに妻の子供の可能性0%

さて、そこでもしも妻が生んだ子供とのDNA鑑定を受けて
夫との親子関係は99%以上親子関係があり、妻との親子関係は0%…つまりは親子関係がない
という結果がでてしまったら…

焦らず落ち着いて行動することが重要です!

最初は、鑑定元に問い合わせてみましょう!
自分の細胞摂取の方法はキチンと出来ていたのか…
鑑定元での鑑定方法は、正当なはずですが、もう一度キチンとした方法で検査してもらえたのか確認しなければなりません!
サンプルの取り間違いなどはなかったのかも確認するといいでしょう。

それでも、間違いや問題は無かったという答えがでたのなら、
今度は違う機関で、もう一度検査を受けてみた方が良いかもしれません

そこまでしても、親子関係がないと結果がでてしまったら…
もしかして、、産院での取り間違え…??
でも、夫との親子関係は成立してるからそれはない…

妻のお腹で命が生まれ、生んだのも妻なのに……
と悩んでしまいますよね。

DNA鑑定で親子関係がないという結果がでても、

実の親子であることがある、もう一つの可能性があります

DNAキメラの原因

キチンとしたDNA鑑定が行われた結果、
母親と子供の親子関係が0%と出てしまった場合、母親がDNAキメラの可能性があります

DNAキメラとは、何でしょうか?

キメラの意味は、ギリシャ神話の怪獣で、ライオンの頭と、蛇の尾、ヤギの胴を持って口から火を吐くキマイラからきています

DNAキメラとは、一人の人が場所によって異なる遺伝子を持っていることをいいます

70万人に1人の確立で存在しているそうです。

 

場所によってDNAが違うので、口腔粘膜の細胞からだけでDNA鑑定をすると、子供のDNAと一致しないということが起こるのです
DNAキメラになってしまう原因は、お母さんのお腹の中にいる時に、別のDNAを持つ細胞が赤ちゃんの体の中に入り込み、DNAが混ざりこんでしまうことにあります。

普通であれば、拒否反応がおこるのですが、受精卵が受精して早い段階で遺伝子が入ってくると、そのまま無事に成長し生まれることがあります。

双子で生まれる受精卵が、二人の血液を作る際に細胞が混ざりこんでしまうことが原因であることが多いですが、
妊娠初期に双子の一方が死亡し、もう一方の赤ちゃんに吸収される場合もあります。

妊娠中の遅い段階で遺伝子が合体してしまうと、手足などが二人分もって生まれてしまうということがあるそうです。
有名な話で、アメリカのシングルマザーが生活保護を受給しようとして、親子関係の証明の為に子供とのDNA鑑定を受けたところ、子供と母親の親子関係が認められなかったということがあったそうです。
さらに、その時にお腹にいた赤ちゃんが生まれたので、すぐに鑑定してもらうと、やはり母親との親子関係は認められなかったのです。

 

生活保護を不正受給で訴えられそうになった母親が、

DNAキメラだということが判明し、無事に親子関係が認められ生活保護も受給できたという事がありました。

実の親子であるのは、母親が一番よくわかっていますが、父親がDNAキメラの場合もありますので、

DNA鑑定を受ける場合は、結果を鵜呑みにせず、結果が出たら、もう一度お互いに話して事実確認をしたほうが良さそうですね!

別の場所のサンプルで鑑定を受ければ結果も違ってくるかもしれません。

父親との親子関係が実証されている以上、お子さんはあなたの子供です。

もう一度奥さんと話し合う必要があるかもしれませんね。

お子さんには何も罪はありません。お子さんが幸せになるようにご夫婦で最善の結果を模索していってくださいね。

 

 


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