幼い時に離婚した両親。ずっと父親の顔を知らずに生きてきたけれど、一度だけでいいから会ってみたい…。
生まれてすぐに生き別れになった、兄弟に会いたい…。
他愛もない事から親子喧嘩になり家を出て行ってしまった、子供の行方を知りたい…。
なんらかの理由で会えなくなった人に会いたい・・・
このように、人探しをする理由は人それぞれでしょう。
よく、その方の代わりになって「人探しをするテレビ番組」などがありますが、テレビでプライベートを公にするのは気が引ける方もいらっしゃいます。
ですが、自分だけで行方不明になった人を探すのには限界があります。
そこで「探偵に依頼する」という方法が思い浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、
個人で探偵に依頼すると、探す期間によっては、かなりの費用がかかってしまうのではないのか…という事が気になってくるかと思います。
ここでは、人探しをする方法と、実際に探偵に人探しを依頼した場合にどのくらいの費用と期間がかかるのかについてご紹介していきます。
人探しの方法

人探しをする場合、大きく分けて
・個人で探す
・警察に相談する
・探偵に依頼する
という方法が考えられます。
これらの方法について詳しく見ていきましょう。
<個人で探す>
まず個人で探すという方法ですが、
捜索相手の行きそうな場所を探しに行ったり、
仲の良い友達に連絡が取れるならば、連絡を取って相談してみます。
昨今ではSNSやインターネットを通じて名前で検索してみて捜索する方法も考えられますが、探している相手の個人情報の流失という点でも気になりますし、
事実とは異なる情報が入ってきてしまったり、
どのような人が閲覧しているのか分からないので、良からぬ事件に巻き込まれてしまう…なんてことも考えられますので、あまりオススメ出来ません。
その他ですと、行方不明になった人の目撃情報を集めるような「ビラ」を製作して配ったり、
新聞に広告を出すという方法もあります。
ビラを作る場合には、情報を集めることを考えるとそれなりに枚数が必要でしょう。
最低でも、7000~10000枚位は必要になってくるのではないでしょうか。
よく街で見かけるコンタクトのチラシ配布・・・
あのチラシの広告効果って100枚配って一枚帰ってくればいい方だそうです・・・(直接聞いてみました)
探し人がチラシを配布している町に住んでいれば効果はあるかもしれませんが、住んでいる街も特定できないと効果は期待できないかもしれません。
費用もご自身で原稿を書いた場合でも、コピー代や紙の費用はかかりますので、1~5万位は必要になります。
新聞に広告を載せる場合ですが、全国版に出すのか地方版に出すのかなどによっても変わってきますが、
3行ほどの小さい記事を3か月出したとして
大体1万円程度の費用が掛かります。
しかも昨今年々新聞の購読率が落ちてきています。
2014年の記事によると、各年代における新聞の購読率は、60代:63.0%、50代:52.7%、40代:37.5%、30代:27.3%、20代:8.5%、10代:5.0%
http://hansoku-legend.jp/kind-of-flyer-distribution/
60代の方でも60%くらいしか新聞を購読している人がいないと言われる昨今・・・
新聞で広告を載せても探し人を見つけると言うのは中々難しいかもしれません。
特に家出した10代の子供を探すとなると、新聞での広告では不可能かもしれませんね。
ビラを配ったり新聞に載せる場合、手間暇がかかっているのにも関わらず、
捜索相手がいなくなってからの月日の経過が長ければ長いほど、昔住んでいたところから引っ越しをしていたり、結婚をしていたりする場合もあって、
情報を入手するのも、捜索するのも困難になってくるといえるでしょう。
<警察に相談する>

次に警察に相談しに行くという方法ですが、
警察に捜索を依頼する場合には、国民の税金で働いているので基本的には費用はかかりません。
まずは、警察に行って「行方不明者届」というものを提出することになります。
この届出を出せるのは、捜索する相手の家族や親族といった、関わりの深い相手に限られます。
それまで家出をする気配もなく思い当たる理由も考えれないのに、急にいなくなった場合や、
幼い子供や未成年、精神的に病んでいる方などの捜索の場合には、
何らかの事件に巻き込まれていることも考えられますので、早急に警察に相談しに行きましょう。
そういった命の危険があるような事件性が強い場合には、警察はすぐに捜索本部を設けて捜索を開始してくれます。
行方不明者を捜索するのに、「1週間経過すると発見するのが困難になってくる」というデータもありますので、早めの行動が重要になってきます。
ですが、それ以外の場合…例えば「家庭のトラブルがあって家出した場合」とか「幼い時に生き別れた家族を捜索して欲しい場合」などは、
事件性が低いと考えられ、警察に届出を出したとしても、警察の行方不明者リストに登録されますが、すぐに捜索してくれる事はありません。
そうなってしまうと、警察の巡回などでたまたま見つかるのを待つ…といった事になりますし、
捜索する相手が、「昔お世話になった人」や「急に連絡が途絶えた友人」など、直接の関りが深くなかった場合ですと、
届出自体を提出する事が出来ません。
<探偵に依頼する>
上記の様に、個人で捜索するのも、警察に相談するのも限界があります。
人探しで、一番頼りになるのは「探偵に依頼する」という事になってくるでしょう。
探偵であれば、どんなに月日が経過していようと、捜索相手が友人や知人といった関係であったとしても、
相手を探す目的が「ストーカーや犯罪につながるものでない事」が確認することが出来れば、早急に捜索を開始してくれます。
捜索するには、相手の情報が多ければ多い方が捜索もしやすくなりますし、捜査期間も短くなってきますが、
相手の情報が少なかったとしても、時間がかかるかもしれませんが捜査してくれますので、一度相談してみると良いでしょう。
探偵は、捜索するエキスパートですので結果も期待できますが、
そこで気になるのは「費用」ではないでしょうか。
次からは、探偵を利用する時の費用についてご紹介していきます。
探偵に人探しを依頼する際に知っておくべき事!調査料金!

探偵事務所によって、料金の設定は変わってきます。
大まかに分けるとこのような料金設定を設けています。
・日割り計算、パック料金制
「1日につきいくら」や「何時間で何万円」「何ヶ月で何万円」というように、時間や期間で区切っていくらという料金設定
<この料金設定の利用をおススメする方>
探す相手の情報が少なく、調査に時間がかかるであろうと思われる方。
長期になる場合は、月単位のプランを利用する方がお得になるでしょう。
・時間計算
調査員一人の1時間あたりいくらという料金設定
<この料金設定の利用をおススメする方>
探す相手の情報を多く持っていて、調査にそれほど時間がかからないであろうと思われる方。
1日の料金を支払うよりも、時給で支払った方が支払い額が少なくて済む可能性があります。
・完全成果報酬
探偵を依頼する時には着手金だけを支払い、探していた相手が見つかって調査が成功した場合にのみ、報酬金を支払うという料金設定
探す相手の情報が少なかったり、曖昧な記憶しかない…などという理由から、調査が成功する可能性が低いだろうと予測される場合は、この料金設定は魅力的ではあります。
ですが、調査が成功した場合には、調査料と調査終了までにかかった経費をまとめて支払う必要があり、金額も他の料金設定に比べて高額になる可能性がありますので、注意が必要です。
さらに、どこで「調査が成功」とするかという設定も探偵事務所によって変わってきますので、よく確認したうえで利用した方が良いでしょう。
料金の平均
詳しい料金ですが、これも探偵事務所によってさまざまですが、料金設定によっての平均を見ていきましょう。
日割り計算・パック料金制の場合
1日当たり、基本料金が1万~5万円程度・調査料金が4万円~8万円程度
合わせると5万~13万程度かかってくるのが平均です。
探偵社によっては経費を別途で要求してくる事務所もあります。
時間計算の場合
1日8時間調査したとして、1日当たり6万円~13万程度かかってきます。
探偵に人探しを依頼する場合、調査員は最低でも二人は必要になってきます。
調査を迅速にするという理由もありますが、一人で調査すると成功率が大きく下がってしまうことが大きな理由です。
一人で調査をすると、トイレや食事などどうしても対応できない場面も出てきますし、警察の職質を受けているウチに調査対象者を見失うという失態もあり得ます。
尾行するにしても、聞き込み調査するにしても、調査を円滑にするには、多くの人数で調査をした方が有効です。
ですから、料金も最低でも調査員二人分の料金が必要になってきますので、ここでは二人分の時給で計算されています。
完全成果報酬
着手金5万~10万程度
調査成功時に成功報酬として、5万~10万程の追加料金
これはあくまでも平均で、依頼内容が極めて難しい場合には、
着手金50万~成功報酬も50万~という場合もあります。
また、探偵事務所によっては、深夜や早朝の調査には別途料金が発生したり、
調査費用が安くてもその中には経費が含まれていない為、経費を後から請求される…というケースもあります。
さらに、調査の難易度が高いと料金も高くなることもありますし、
何ヶ月もの調査期間が必要になっればそれだけ金額は必要になってきます。
さらに困難な人探しでは成果報酬を行っていない探偵も多くあり、完全成果報酬で人探しを依頼できる探偵はほとんどないのが現状です
このように探偵の料金設定は複雑になっています。
調査を依頼する場合には、料金設定について分からない事がないように、よくよく確認することが必要でしょう。
費用を大まかに言ってしまえば、
家出人を探して1週間の調査で見つけた場合は30万~50万。
生き別れた親や兄弟などで見つけるまで数か月を要すると数百万以上かかってしまう場合もあります。
調査期間の平均

では、探偵に人探しを依頼した場合、どれ位の調査期間がかかるのでしょうか。
家出をした直後や、いなくなってすぐに調査を始めた場合は、1週間ほどで調査が終了するのが平均です。
調査が難しい場合でも、1か月程で調査が終了するのが平均となっています。
あくまでも平均です。
例えば、テレビでよくある
「生き別れた母を探したい」
ということになると相当な調査期間が必要になる場合もあります。
名前、別れた時にどこに住んでいた
位の情報から探偵はどんどん追跡調査をしていくことになります。
腕の良い調査力のしっかりした探偵事務所なら30年前、40年前に生き別れた親や兄弟などを探すことも可能ですが、やはり調査期間はかなりかかってしまうのが現状です。
最初に持っている情報の量にもよりますが、調査期間数か月かかってやっと現在住んでいる街を探り当てるというところまで行くということもザラです。
当然費用もかなり掛かってしまうので覚悟が必要ですね・・・
この辺りは探偵事務所に相談することで経験からどのくらいかかるか話してくれると思います。
逆にそのあたりを曖昧にする様な探偵事務所に依頼することはしないほうがいいでしょう!
探偵を依頼してトラブルに巻き込まれない為に…
探偵に依頼する場合には、本当に信頼できる事務所なのかを確認してから依頼するようにして下さい。
日本には、無数の探偵事務所が存在しており、中には詐欺まがいな行為をしている事務所も存在しています。
インターネットなどで、「成功率100%」などと過大広告している事務所や、安すぎる料金設定をしている事務所などは特に注意が必要でしょう。
<信頼できる探偵事務所を見極める為に探偵の届け出は確認しよう>
・探偵をする際には、国に届け出をするように義務付けられています。
まずは、探偵業の届け出証の有無を確認をしましょう。
探偵業の届け出をなぜ確認したほうがいいかというと・・・
探偵業法自体は2006年に制定された比較的新しい法令です。
この法令が裁定されるまでは探偵業は無法地帯で、違法調査に暴力団が運営している事務所もあったりでかなり無茶な業務を行っていました。それを適正なものにするために制定されたのが探偵業法!
新たに探偵業を始めるにはこの探偵業の届け出が必要で、公安委員会がこれを管轄しています。
警察に認可されているかいないかでその探偵事務所がクリーンかそうでないモグリかがわかります。
まず最初に探偵業の届け出がきちんと提出されているか確認することが重要です!
・実績が多いのか・有名な探偵事務所なのか
有名で全国に拠点があるような探偵事務所ですと、実績も多くなります。
過去の実績がどれだけあるのか、また人探しに対しての実績があるのかも注意して見てみましょう。
探偵というのは資格が必要ありません。上記の様に届け出は必要ですが、そこの実技試験などが加味されているわけではなく、あくまで警察の認可を受けているかいないか・・・というものにすぎません。
それなのに現在は探偵を育成する学校などもあり、ドラマなどでかっこいいイメージを持ったという人がこの学校に入学し、大した経験もなく開業するケースが多くあります。
警視庁のデータでは年に1000件ほど開業しているようです。しかし、それと同じように廃業する業者も多いようです。年間で800~900件ほどつぶれています。http://tantei110.web.fc2.com/dokuritu03.html
年間100件残る計算ですが、その実力には疑問符が残るものばかりです。
探偵の良し悪しはどれだけ経験があって実績があるかも大きく左右されると言っても過言ではありません。
自分が行こうと思っている探偵事務所が探偵業を始めてどのくらい経過している事務所なのか・・・
そして解決実績はどれくらいあるのか?
このあたりはきちんと確認しておいた方がいいでしょう!
・探偵の人数がそれなりにいる・相談に親身になってくれる
探偵の少ない事務所ですと、人探しにはあまり向いていないといえます。
また、これは大前提ですが、どんなに実績があってもそこの事務所との相性が悪かったり、
探偵の方がこちら側の気持ちを理解して、親身になって話を聞いてくれるところでない場合は依頼しない方が良いでしょう。
料金体制など、聞きにくいことにも親切に丁寧に対応してくれる探偵であれば、
調査も信頼して依頼する事ができますね。
注意してほしいのは、出来ないことは「出来ない」ときちんと言ってくれる探偵事務所かどうかです。
探偵業務というのは需要にたいして供給過多な業界です。
是が非でも仕事がほしくて、出来ないことでも「出来る」と引き受けてしまう探偵事務所が未だにあったりします。
相談してみて見積もりを取ってもらって、出来ない可能性もあることをきちんと言ってくれる・・・
そういう探偵事務所の方が信頼できます。
探偵業に絶対はありえません。
「必ず成功させます」
そんな胡散臭いことを言う探偵事務所はあまり信用しない方がいいでしょう!
さらに確認してほしいのは、調査員の数です。
調査をする際にネックになるのは人員の確保なんです。
特に女性しか入れないところというのは多いですよね?

例えば、家出をした息子さんを探してほしいという依頼があって、その息子さんがホストクラブで働いていることが分かった・・・
その時に男性しか調査員がいない事務所だと、ホストクラブの中には入らずに、出てくるのをホストクラブの外で待つということになるでしょう。男性がホストクラブに入って指名するとどう考えても不自然ですからね・・・
ここで女性の調査員がいたなら・・・
調査対象者がホストクラブでどういった客を取っていて、どういう営業をしていて、評判まで聞けたりします。
この効果の差は絶大ですよね?
女性の調査員は男性の2割以下と言われていて、業界でも人員が不足しています。
そういった事情がありながらもきちんと人員を確保している事務所なのか・・・
これは探偵事務所を選ぶときに非常に重要なチェック項目であると言えます。
具体的にどのくらい調査員がいる探偵事務所がいいかというと・・・
目安として15人以上いることが好ましいです。
探偵というのは一つの依頼だけで動いているわけではなく、同時に複数の案件を抱えて調査している場合があります。
複数の案件を同時に調査していて、調査員が5人だと交替を考えれば一人で調査する時間が長いですよね?
一人で調査をすると、トイレなどで(有力な人物の)尾行に失敗したり、カップルや友達で移動を装わなかればならないシーンで目立ってしあったりと難しい場面に遭遇することが多くあります。
きちんと複数人の調査を出来る人数を確保できる探偵事務所か?
確認した方がいいですよ!
おススメ探偵事務所
なんと言っても原一探偵事務所です!

原一探偵事務所公式より引用
調査実績43年で解決実績が100000件以上!
テレビなどでも人探しの調査をしているのがこの原一探偵事務所です。
どの分野にも精通した探偵事務所で、探偵業界で日本最大級の調査員数が在籍しており、社員数も100名以上!10年以上在籍する調査員も多数いるという大変頼もしい事務所になっています!
発見した後のケアにも努めていて、
例えば家出の人探しでは依頼した家族は、本人が見つかれば大喜びかもしれませんが、見つかった本人は納得できない場合もあります。本人の意志や家族の想いを組んでアフターフォローもきちんとしてくれる事務所が原一探偵事務所です。
捜したい人がいるのであれば、一度こちらをご覧になってみてもいいかもしれませんね!
探偵に依頼するのは、勇気のいることかもしれません。
ですが、大切な方との再会の為に探偵の力を利用するのも一つの方法ではないでしょうか。
まずは、無料相談から捜索を開始してみるのがおススメです。
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